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訪問看護は経験が浅くても大丈夫?一人で訪問できるまでの5段階と「判断できる看護師」になる方法

訪問看護に興味はあるけれど、「一人で行って判断できる自信がない」という理由で踏み出せない看護師さんはとても多いです。実際、訪問先には応援を呼べる同僚も、すぐに来てくれる医師もいません。

ただ、現場で長く続けている看護師も、最初から一人で判断できたわけではありません。判断できるようになる道筋と、判断しなくていい場面の線引きを知っているかどうかの差です。

この記事では、訪問看護で目指す姿と、そこに至るまでの流れを整理します。

この記事でわかること

  • 訪問看護で目指すべき姿は「自分で判断できるようになる」こと
  • 判断しなくていい場面との線引き
  • 一人で訪問できるようになるまでの一般的な流れ
  • 経験を早く積むための具体的な方法
  • 新人を受け入れる体制がある事業所の見分け方

 新人看護師さんが目指す姿は「自分で判断できるようになる」ことです。

現場では患者さんの急変などドキッとする場面があります。

ただ、その場面は新人看護師さんだけでなくベテランの看護師さんでも同じようにドキッとしています。


ただ、その後の対応に差がでるのかというとその場面でどのようにすればいいのか自分で判断できるからです。

勘違いしてはいけないのが、わからないことも自分で判断する必要はありません


わからなくなってしまったら他の看護師さんにすぐに電話し対応してください。

※事業所としてはいつでも電話にでられるようサポート体制を組みましょう。


・わからないときは○○に相談する

といった相談相手を明確にしておくことが大切です。また、そういった緊急時の対応が終わったらしっかりと振り返るようにしましょう。

自分で考える事も忘れずに。でないといつまでも独り立ちできない訪問看護師さんになってしまいます。


ベテラン看護師さんは自分で判断するための経験値がもともと多いということもありますし、急変の可能性など事前に予測をし、ご家族に伝えたり、自分で意識しておくことを自然としています。


ぜひ経験値アップを積極的に行っていきましょう。


一人で訪問できるようになるまでの流れ

事業所によって差はありますが、おおむね次のような段階を踏みます。

段階内容目安
1. 同行訪問(見学)先輩の訪問に同行し、流れと関わり方を見る2週間〜1か月
2. 同行訪問(実施)先輩が見ている中で自分がケアを行う1〜2か月
3. 状態の安定した利用者から単独訪問報告・相談の体制を確保したうえで一人で訪問3か月目〜
4. 医療依存度の高い利用者を担当吸引・褥瘡・ターミナルなどを段階的に半年〜1年
5. オンコール当番に入る夜間・休日の対応を担当半年〜1年

ここで大事なのは、この段階を明示している事業所かどうかです。「人が足りないので来月から一人で行ってください」という職場は、教育体制が組めていないサインと考えたほうがいいでしょう。

判断できるようになるためにやること

1. 訪問前に「起こりうること」を1つ予測しておく

ベテランが落ち着いて見えるのは、その場面を事前に想定しているからです。訪問前のカルテ確認のときに「この人に今起こりうる変化は何か」を1つだけ挙げる習慣をつけると、予測の精度が上がっていきます。

2. 相談相手を人ではなく「仕組み」で決めておく

「誰に聞けばいいか迷う」状態が、判断の遅れを生みます。曜日ごと・時間帯ごとに一次相談先を決めておくと、迷いがなくなります。

3. 対応が終わったら必ず振り返る

急変や緊急対応が終わったあと、「何を見て、どう判断し、結果どうだったか」を書き出しておきます。これが次の場面での判断材料になります。振り返りをしないままだと、同じ場面に何度遭遇しても経験値になりません。

4. 自分で考えてから相談する

すぐに答えを聞くだけだと、いつまでも独り立ちできません。「私は◯◯だと思うのですが、どうでしょうか」という聞き方に変えるだけで、経験の蓄積スピードが変わります。

受け入れ体制がある事業所の見分け方

新人・訪問未経験で入るなら、事業所選びが結果をほぼ決めます。次の点を面接や見学で確認してください。

  • 同行訪問の期間が具体的に決まっているか(「その人による」は要注意)
  • 単独訪問の開始を誰がどう判断するか
  • 訪問中に相談できる電話が必ずつながる体制があるか
  • オンコール当番に入る時期の目安
  • 記録の時間が勤務時間内に確保されているか
  • 常勤看護師が何名いるか(少人数だと教育の余力が生まれにくい)

よくある質問

Q. 病棟経験は何年あれば訪問看護に行けますか?

A. 「3年以上」を目安にしている事業所が多いですが、教育体制のある事業所なら経験年数が短くても受け入れています。年数そのものより、同行期間と相談体制が整っているかのほうが重要です。

Q. 一人で訪問中に急変したらどうすればいいですか?

A. 自分で判断しようとせず、すぐに事業所へ電話してください。わからないことまで自分で判断する必要はありません。これは新人に限らず、全員に共通するルールです。

Q. 訪問看護は新人には向いていないのでしょうか?

A. 向き不向きよりも、受け入れる側の体制の問題です。段階を踏ませてくれる事業所であれば、経験の浅い看護師でも着実に力がつきます。

まとめ

  • 目指す姿は「自分で判断できるようになる」こと
  • ただしわからないことを自分で判断する必要はない。すぐ相談する
  • 相談先は人ではなく仕組みで決めておく
  • 対応後の振り返りが経験値になる
  • 事業所選びでは同行期間と相談体制を必ず確認する

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